ThinkPad X260はバッテリーを2基搭載できる

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ThinkPad X260のバッテリー駆動時間を計測してみました。

X260は、リア・バッテリー(背面)とフロント・バッテリー(内蔵)の2基を搭載できる構造を持っており、 さらにリア・バッテリーは着脱する事ができるため、バッテリ2基搭載する構成を選択した場合には、場面によってバッテリ2基で利用したり、あるいは1基で利用するなどフレキシブルな利用の仕方が可能となっています。

と言うわけで、今回はバッテリー1基を搭載したX260のバッテリ駆動時間を計測してみました。

1基搭載時のバッテリーの持ちが大体わかれば、2基搭載時のバッテリーの持ちや、容量の大きいバッテリーを用いた場合の電力の持ちなども、大まかではありますが計算できると思います。


ThinkPad X260のバッテリ駆動時間を計測!




X260に搭載されている23.29Wh(3セル)のリア・バッテリーの状態です。
この時点では満充電の状態で電源に接続されているため、動作していないという事がわかります。

写真は Lenovo Companionと言うツールでのバッテリー情報の画面ですが、Lenovo Settingでも確認可能です。

なお X260購入時、基本構成の状態で搭載されるのがこの23.29Wh(3セル)のリア・バッテリーで、内蔵のフロント・バッテリー(23.29Wh/3セル)はオプションとなるため、 バッテリー2基のX260を購入しようとお考えの方は、フロント・バッテリーの追加を忘れないようにご注意ください。

あとリア・バッテリーには、より容量の大きいバッテリーを選択する事が可能です。
標準が23.29Wh(3セル)で、他に47Whの6セルバッテリーや、72Whの6セルバッテリーを選択する事ができるようになっています。

6セルバッテリーを選択した場合、バッテリーのサイズがやや大きくなるため、バッテリーを装着した状態だだとX260の背面がやや出っ張った形状となります。




というわけで、バッテリー駆動時間の計測結果です。

bbenchというバッテリーベンチマーク用のフリーソフトを用い、X260に一定のタスク(文字入力が10秒毎、ブラウザでウェブページを開く動作を60秒毎)を繰り返し実行させながら、 満充電の状態から自動で休止状態へと移行するまでの時間を計測しました。


バッテリーの残量が5%になるまでに、22064秒かかっています。
時間にすると6.12888...時間です。

およそ、6時間程度のバッテリの持ちだと考えて良いでしょう。

文字入力やネット閲覧など、かなり軽めの作業におけるバッテリー駆動時間ですから、6時間というとさほど長いわけではありませんが、 不便を感じるかというとそこまででもないと思います。

もし、フロント・バッテリーを搭載してバッテリー2基の状態にしたとしたら、単純に考えて12時間と少しはバッテリが持つようになりますし、 リア・バッテリーにより容量の大きいバッテリーを搭載すれば、12時間からさらにバッテリー駆動時間が伸びるわけですから、電源なしの環境でPCを長く利用したい方にとっては、X260は非常に魅力の大きいマシンだといえます。

長時間バッテリーで利用する事なんてそうそうないから、背面のリア・バッテリー1基で良いかな・・なんてお考えの方もおられるかもしれませんが、 内蔵のフロント・バッテリーを製品購入後に追加する事は困難であるため、最初からバッテリー2基の構成を選んでおき、 場面によって1基や2基の状態を使い分けるのがお勧めです。

内蔵のフロント・バッテリーの追加は、2015年5月25日時点で¥5,400と、結構安いです。





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