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大抵のPCでは、画面回転時はキーボードの機能自体が無効となる為、 誤って入力してしまうといった事にはなりませんが、なんとなくスマートではないと感じてしまうのは私だけではないでしょう。 特にThinkPadはキーボードの中央にトラックポイントを配置しているため、 使い方によってはトラックポイントを引っかけてしまうのではないかと心配になってしまうという方もおられるのではないでしょうか。 しかし、ThinkPad Yoga 260にはリフトン ロックキーボードと呼ばれるユニークな機構を持つキーボードが採用されており、 画面が一定角度以上に回転するとキーがロックされる仕組みとなっているため、 PCの変形時にキーの触り心地や引っ掛かりが気になる事がありません。 具体的には、画面回転の角度が一定以上になるとキーボード周囲のフレームが上昇し、キーボードやトラックポイントをフレーム間に収めてしまいます。 凸凹としたキーボード面がフラットな状態になるため、キーの表面が設置面に擦れてしまったり、 キーが引っかかるような事はまず起こりえないと言えるでしょう。 この技術は、レノボが開発したものであり、今のところ他メーカーの2-in-1製品では見られません。 ThinkPad Yoga 260のキーボード。 12.5型で横幅がやや狭いため、テンキーは搭載されていませんが、打ちやすいフルサイズキーボードを採用しています。 筐体が薄い割に、その薄さを全く感じさせない打ち心地です。 打鍵感以外にも、EnterやDeleteなどのキーがやや大きく、また右下の矢印キーはやや独立した位置に配置されるなど、細かい所にこだわったキーボードです。 トラックポイントがあるからThinkPadを使うというユーザーは多いですが、 キーボードが使いやすいからという理由でThinkPadを利用されているユーザーも多いと思います。 ラップトップモード時のキーボード。 見た所、変わったところはみられない普通な感じのキーボードです。
ですが・・
画面を回転させると、キーボード周りのフレームが上昇し、キーやトラックポイントを間に収めてしまいます。 キーボード面が完全に平らになっているのがわかるでしょうか? フレームが上昇し始める画面角度については定かではありませんが、見ていると回転角度が大体200度を超えるあたりくらいからフレームが動き始め、キーロックがかかるようです。 キーはフレーム間に収まっているだけではなく、押下自体ができない状態となっていますので、PCを持った場合にも安定感があります。
とても画期的なキーボードだと思います。
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